駐在員とタイ人富裕層の街、トンロー。

みなさん、こんにちは!明石です。
今回は街紹介シリーズの第4弾として、“バンコクの青山”と称されるトンローをご紹介します。
タイ人富裕層が集まるバンコク随一のハイソな街、そしてプロンポンと並ぶ日本人街としての顔を併せ持つトンロー。ぜひ最後までお読みください!

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“バンコクの青山”と称されたトンロー

トンローはBTSトンロー駅前から伸びるトンロー通り(スクンビット・ソイ55)を中心としたエリアで、日本人を始めとした外国人駐在員とタイ人富裕層が多く暮らす街です。
トンロー通りはスクンビット随一の繁華街。通り沿いには流行りの飲食店やホテル、タワマン、モール、パブなどが立ち並び、夜遅くまで人通りが絶えないにぎやかなエリアです。

旅行ガイドブックでは昔から、“バンコクの青山”と紹介されてきたトンローですが、僕が住み始めた12年前には言うほど栄えてはいませんでした。
おしゃれな店も少ないし、どこが青山なの?と、当時は思っていましたが、この12年で商業施設や高層ビルが次々にオープン。あっという間に洗練された街へと変貌を遂げました。

富裕層が集まる街というだけあり、家賃も物価も高く、生活費はスクンビットで一番高くなるでしょう。節約生活をしたい方にはあまりオススメできません。

トンローってどこからどこまで?

トンローとは本来トンロー通り沿いのエリアを指しますが、在住日本人はBTSトンロー駅周辺も含めてトンローと呼んでいます。
スクンビット通りのソイの番号でいうと次の範囲です。

奇数側:ソイ49〜59
偶数側:ソイ34〜40

明確に定められているわけでないので、どこまでがトンローエリアかという感覚には多少の誤差があると思いますが、だいたいこの範囲でしょう。

トンロー通り沿いが繁華街で、トンロー通りから伸びるソイが住宅街になっています。お隣のプロンポンは駅前が街の中心ですが、トンローの駅前は昔ながらの雰囲気が残る小さな商店街。賑やかなエリアはトンロー・ソイ10〜17あたりで、ソイ15のJ-Avenu周辺がトンローの中心になります。

トンローの買い物事情

トンローには、大型のショッピングモールはありません。ですが、小規模のモールやスーパーマーケットはたくさんあります。日本のドン・キホーテ(タイではドンドンドンキと呼びます)がタイ進出1号店に選んだのもトンローでした。
ドンドンドンキは生鮮食品も多く取り扱い、ディスカウントストアというよりもスーパーマーケットとドラッグストアを合わせたような業態です。
トンローエリアのモールとスーパーマーケットをざっと挙げてみますね。

ショッピングモール

  • ドンドンドンキ(トンロー・ソイ10)
  • Marche’ Thonglor(トンロー・ソイ4)
  • The Commons Thonglor(トンロー・ソイ17)
  • J-Avenu(トンロー・ソイ15)
  • エイトトンロー(ソイ8)
  • フィフティー フィフス トンロー(トンロー・ソイ2)
  • 日本村モール(トンロー・ソイ13)
  • 9:53コミュニティーモール(スクンビット53)

スーパーマーケット

  • ドンドンドンキ(1階がスーパーマーケット)
  • フジスーパー(スクンビット49)
  • 誠屋(業務用日本食材スーパー)
  • 日本生鮮卸売市場(トンロー・ソイ13)
  • ヴィラマーケット(J-Avenueとスクンビット49)
  • フードランド(エイトトンロー)
  • トップス(Marche’ Thonglor)
  • マクロフードサービス(トンロー・ソイ9)
  • T.Thai Charoen Market(スクンビット51入口付近)

こうやって挙げてみると、トンローにもたくさんのモールやスーパーマーケットがありますね。東京でもこの狭いエリアにこれほどモールやスーパーマーケットが集まっている街はほとんどないはずです。この便利さに慣れると他のエリアに移りづらくなるのが唯一のデメリットでしょうか。(笑)

トンローの外食事情

トンローはプロンポンと並びバンコクの日本人街の一角を形成していますが、タイ人富裕層の街ということもあり、プロンポンより洗練された飲食店が多いのが特徴です。
“飲食店はトンローで成功すれば一流”、タイ人からはそんなイメージがあると聞いたことがあります。

日本食レストランも日本人向けというよりタイ人富裕層をメインのターゲットにしたお店が多く、料金も東京と同じかそれ以上です。ただ高いお店ばかりかというと、そうではありません。大衆居酒屋もあれば、ラーメン屋や食堂など、一人で気軽に入れる飲食店も無数にあります。

プロンポンは駅前のショッピングモールにフードコートがありますが、トンローは大型ショッピングモールがないため、フードコートもありません。清潔な環境で手軽に100B以内のタイ料理が食べられる場所が少ないのが残念なポイントです。

トンローの住宅事情

トンローはプロンポンと並び、住宅の選択肢が多く、単身からファミリーまで幅広い層に対応できる物件が揃っています。高級物件が多いですが、駅から遠い築古物件や偶数側(スクンビット34、36、38)であれば単身15,000B〜、夫婦25,000B〜、ファミリー40,000B〜程度から見つけることができるでしょう。

トンローエリアで便利そうだなと思うソイは次の5つです。

奇数側

  • ソイ49:プロンポンとトンローの中間に位置し、日本人が多く住むソイ。フジスーパー4号店やサミティベート病院など、日本人の生活にとって欠かせない施設が多いのが特徴です。
  • ソイ53:緑が多く、東南アジアっぽい雰囲気が味わえるソイ。小規模の低層物件が多く、個人的にトンローエリアで一番住みやすそうだなと思うソイです。
  • ソイ55:トンロー通り。飲食店が多く、夜遅くまで明るい通り。その反面、騒音が気になる場合も。
  • ソイ59:トンローとエカマイの間にあるソイで駅やトンロー通りまでは少し距離がありますが、閑静な住宅街という雰囲気。

偶数側

  • ソイ38:トンローエリアでスクンビット通りの偶数側は、奇数側に比べて商業施設が極端に少なく、外食や買い物面で不便なことは否めませんが、その分、家賃が割安というメリットがあります。ソイ38は道幅が広く、住宅の選択肢もそこそこあります。

トンローの医療事情

プロンポン編でもご紹介しましたが、ソイ49にはバンコクで唯一の日本人専用病棟を持つ総合病院「サミティベート病院」があります。日本人街のど真ん中にある病院ということで、バンコクで最も日本人の患者数が多い病院です。医療費もタイでトップクラスに高いことで知られており、保険なしでは入院をさせてもらえない場合も多いと聞きます。
タイに長期滞在する場合、海外旅行傷害保険の期間を過ぎたら必ず保険に加入するようにしてください。

トンローエリアにはサミティベート病院以外にも日本語が通じる日系の内科クリニック「DYMクリニック」があります。健康診断や簡単な治療であれば、こちらのクリニックが安価で迅速です。
病院やクリニック以外では、日本語対応の「ブレズ薬局」がフジスーパー4号店内にあります。日本では処方箋が必要な薬もタイの薬局では処方箋不要で購入できるので、風邪などのちょっとした体調不良であれば薬局で十分です。

トンローの交通の便

トンローから主要スポットまでの電車でのアクセスは以下のとおりです。

電車での所要時間

  • スワンナプーム空港 45分(乗り換え時間含めず)
  • ドンムアン空港 60分(乗り換え時間含めず)
  • アソーク駅 2駅4分
  • サイアム駅 6駅13分
  • サラデーン駅 8駅20分
  • モーチット駅(チャトチャックウィークエンドマーケット最寄り) 13駅27分
  • ワットマンコーン駅(チャイナタウン最寄り) 9駅18分
  • サナームチャイ駅(ワット・ポー、王宮最寄り) 11駅22分

MRT沿線にはアソークで乗り換えが必要ですが、バンコクの主要スポットに30分以内でアクセスできるのは便利です。
車移動の場合は東西の移動ならスクンビット通り、ラマ4世通り、ペッブリー通りという3つの幹線道路が利用可能できます。高速道路はお隣のエカマイ通りを北上したところに1つ、ペッブリー通りを東に進んだプラカノンエリアにもう1つあり、遠方への移動にも便利な環境です。

トンローのメリット・デメリット

最後に僕が思うトンローのメリットとデメリットを挙げてみます。

メリット

  • スクンビットで最もブランド力のある街
  • 飲食店が多い
  • 日本人向けのお店・サービスが充実
  • 物件の選択肢が豊富

デメリット

  • 物価が高い
  • 良くも悪くも日本人が多い
  • 公園がなく屋外で運動するスペースが皆無

プロンポンと同じく、日本人が多いことがメリットに感じることもデメリットに感じることもあるでしょう。タイでの生活に慣れるまではトンローに住み、慣れてきたらもう少し日本人が少ないエリアに引っ越すというのもいいと思います。
スクンビット随一の繁華街であるトンローは昼と夜ではまったく違う顔を見せます。ぜひ、昼と夜に足を運んでみてください。

次回はエカマイ編をお届けします。ぜひお楽しみに!

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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