今のバンコクで最も便利な立地はアソーク・スクンビット。その魅力を解説!
みなさん、こんにちは!明石です。
今回は街紹介シリーズの第2弾として、アソーク編をお届けします。
僕はアソークに住んで4年になりますが、住む前はアソークには絶対住みたくないと思っていました。でも蓋を開けてみれば、もうアソークから離れられない体になっています。(笑)
日本人にとってアソークは住みやすいのか?僕の経験を踏まえて、アソークの魅力を解説してきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
これまでの街紹介記事は以下からご覧ください。
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今、バンコクで最も便利なのはアソーク、スクンビット
アソークにはBTSスカイトレインのアソーク駅とMRT(地下鉄)のスクンビット駅の両方があることが最大の魅力です。バンコク都心における交通の要所であるアソーク・スクンビット交差点に位置する両駅。乗降客数では、バンコクのBTS・MRTの全駅中でも1、2位を争うターミナル駅です。※
※2019年の統計ではBTSではサイアム駅に次ぐ第2位、MRTでは第1位の乗降客数
アソーク・スクンビット交差点は、スクンビット通りとアソーク通り(スクンビット・ソイ21)の交差点であり、この周辺のエリアを「アソーク」と言います。
アソークはオフィス街と繁華街という2つの側面を持ち、東京でいえば新宿のような街です。
今回はアソーク駅周辺を次の7つのポイントで解説していきます。
- 特徴
- 買い物
- 外食
- 住宅事情
- 医療
- 交通の便
- メリット・デメリット
バンコクCBDの一角を成すアソーク・スクンビット
アソークエリアのメインストリートは、スクンビット・ソイ21(以下、ソイ21)。ソイ21はアソーク通りとも呼ばれ、通りの両脇に高層のオフィスビルやコンドミニアム、ホテルが林立しています。
バンコクでは、サトーン&シーロム、サイアム&チットロムと並び、CBD(Central Business District)の一角を成すスクンビットエリアの中心がアソークです。
オフィス街、商業施設、歓楽街が渾然一体となったバンコクらしい街並みが、日本人をはじめ多くの外国人を惹きつけています。
アソーク交差点にはインターチェンジ21タワーとエクスチェンジタワーという2つの高層オフィスビルがあり、日系企業も多数入居。日本人サラリーマンの姿もよく見かけます。
またシェラトンやソフィテル、プルマン、ウェスティングランデ、ソラリア西鉄、センターポイントなど、駅前に高級ホテルが集まっていることもアソークの特徴と言えるでしょう。
アソークの買い物事情
アソークは駅前に2つのショッピングモールと4つのスーパーマーケットがあります。
ショッピングモール
- ターミナル21
- ロビンソン
スーパーマーケット
- グルメマーケット(ターミナル21)
- トップス(ロビンソン)
- マックスバリュ(ジャスミンビル)
- フードランド(コラムタワー)
ターミナル21には、グルメマーケットをはじめ、H&Mなどのアパレル、ダイソー、ドラッグストア、スポーツ用品店、ファストフード、フードコートなどが入居し、日常の買い物や食事に便利。ロビンソンはウェスティングランデホテルに併設されたショッピングモールでターミナル21に比べ、家具家電や生活用品が多いのが特徴です。
スーパーマーケットについては、ターミナル21のグルメマーケットよりトップス、フードランドのほうが規模が大きく、品揃えも充実。それでもアソークに住む日本人は、週に1、2度お隣のプロンポンにある日系スーパーに買い出しに行く人が多いと聞きます。
また、アソーク通りの中ほどにあるシーナカリンウィロート大学で毎週火曜・木曜の午前中に市場(タイ語でタラート)が開催。在住の日本人からはそれぞれ火タラ、木タラと呼ばれ、毎回たくさんの日本人客を見かけます。
アソークの外食事情
アソークは外国人が集まる街ということで、日本食をはじめタイ料理以外のレストランもたくさんあります。
ターミナル21には大戸屋、和幸、吉野家、てんや、一風堂、モスバーガーといったチェーン系日本食レストランがありますし、ソイ21、23には寿司屋やモツ鍋店、ラーメン店、そば店、居酒屋、串焼きなどもあり、アソークで日本食に困ることはありません。
僕がよく利用する日本食レストランは次の2店です。
・みつもり(雰囲気のいい一軒家スタイルの蕎麦・焼き鳥店)
https://g.page/mitsumori-bkk?share
・ヒナタ(100B台で定食が食べられるコスパ最高のレストラン)
https://g.page/hinata-kushiyaki-kushiage?share
僕の場合、外食は日本食がほとんどなのですが、タイ料理を食べたいときはターミナル21のフードコートを利用することが多いです。
ターミナル21のフードコートは広くて清潔、それでいて値段は屋台並なので、一人でサクッと食事をしたいときに重宝しています。
アソークの住宅事情
アソークには外国人向けのコンドミニアムやアパート、サービスアパートが多く、プロンポンやトンローほどではありませんが、物件の選択肢は豊富にあります。
CBDの一角を成すアソークは、バンコクの中でも家賃はトップスクラスに高いエリア。上を見ればキリがありませんが、単身なら25,000〜40,000B、家族なら50,000B以上の予算を見ておけばいいでしょう。
築深の物件であれば、家賃15,000〜20,000B程度でも見つけることができます。
アソークエリアで僕が便利だなと思うソイは次の5つです。
奇数側
- ソイ19
- ソイ21
- ソイ23
偶数側
- ソイ16
- ソイ18
プロンポン方面に頻繁に行く人はソイ23がおすすめです。逆にほとんどプロンポン方面に行かない人はソイ19でもいいと思います。
ソイ19からプロンポン方面に行くには大通りであるソイ21を越えて行く必要があるのですが、それが意外と億劫なんですよね。たまになら気にならないかもしれませんが、週に何度もとなると、面倒くさく感じるはずです。
ソイ23は歓楽街ソイカウボーイがあるため観光客が多いエリアですが、ソイの奥にはシーナカリンウィロート大学があったり、家族向けの高層アパートが立ち並んだりと、駐在の日本人も多く住んでいます。
大学の敷地内には大きなグラウンドがあり、誰でも自由に利用可能です。僕もよくここで走ったり、散歩したりしています。
ソイ18はホテルやレストランなど観光客向けの施設が多いのですが、緑が多く、雰囲気がいいので、個人的にとても大好きなソイ。
バンコクで賃貸物件を長期契約する場合は、実際にソイを歩いて環境や雰囲気を確かめることをおすすめします。
アソークの医療事情
アソークには外国人向けの総合病院はありませんが、お隣のプロンポン駅やナナ駅、クイーンシリキット駅には日本語が通じる総合病院があります。
- バムルンラード病院(スクンビット・ソイ3)
- サミティベート病院(スクンビット・ソイ49)
- メドパーク病院(ラマ4世通り)
サミティベート病院はタイで唯一、日本人専用病棟を持つ在住日本人御用達の病院です。初めて病院にかかる場合はサミティベート病院を訪ねてみるといいでしょう。
病院以外では日系の内科クリニックや薬局など、日本人向けの医療インフラが充実していることもアソークの魅力です。
日本人常駐クリニック
- ブレズクリニック
日本人常駐薬局
- ブレズ薬局アソーク店
日本では処方箋が必要な薬もタイの薬局では処方箋不要で買える場合も多く、ちょっとした体調不良であれば病院ではなく薬局で薬を買って済ますことも多いです。
薬剤師にタイ語か英語で自分の症状を伝える自信がない場合は、日本語対応のブレズ薬局を利用するといいでしょう。
アソークの交通の便
アソークは交通の便が抜群にいいことも大きな魅力。主要スポットまでの電車でのアクセスは以下のとおりです。
電車での所要時間
- スワンナプーム空港 6駅27分(乗り換え時間含めず)
- ドンムアン空港 18駅40分(乗り換え時間含めず)
- プロンポン駅 1駅3分
- サイアム駅 4駅6分
- シーロム駅 4駅7分
- ガンペーンペット駅(チャトチャックウィークエンドマーケット最寄り) 10駅20分
- ワットマンコーン駅(チャイナタウン最寄り) 7駅14分
- サナームチャイ駅(ワット・ポー、王宮最寄り) 9駅17分
スワンナプーム空港とドンムアン空港は乗り換えが必要ですが、それ以外のバンコクのほとんどの場所に乗り換えなしのダイレクトアクセスが可能です。
これほど交通の便がいい街は他にはありません。この利便性の高さがアソーク最大の魅力だと僕は感じています。
アソークのメリット・デメリット
最後に僕が思うアソークのメリットとデメリットを3つずつ挙げてみます。
メリット
- 交通の便
- 買い物が便利
- 日本食レストランが豊富
- 英語が通じるお店が多い
デメリット
- 渋滞が頻発
- 騒音
- 観光客が多いのでボッタクリも多い
- 歓楽街があり、酔客やスリが多い
ソイ21と23の間には、「ソイカウボーイ」と呼ばれる歓楽街があります。アソークに限らずナナやシーロムなど他の歓楽街も同じですが、外国人観光客狙いのぼったくりタクシーやトゥクトゥク、スリ、置き引きなど、犯罪に巻き込まれる可能性が少なくありません。
注意していれば防げることなので、僕は一度もそれらの被害に遭ったことはありませんが、酔っ払った状態で歓楽街周辺を歩くときはくれぐれもご注意ください。
アソークは大半のお店で英語が通じるので、初めて海外に暮らす方でも安心して暮らせる環境だと思います。特に電車移動をメインに考えている人におすすめです。
筆者紹介
明石直哉
2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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