バンコクで1ヶ月住むならどの街?【トンロー編】タイ人富裕層と駐在員が集うバンコクの青山

プロンポン・オンヌット・ラマ9・アソーク・プラカノン・タイカルチャーセンターに続くエリアシリーズ第7弾は、トンローです。
旅行ガイドブックでは昔から“バンコクの青山”と紹介されてきたトンローですが、その“青山”は今どうなっているのか? そして、プロンポンと並ぶ日本人街とも言われるトンローの実態はどうなのか? 今回はこの2つの視点から、トンローの魅力をお伝えしていきます。
“バンコクの青山”と呼ばれた街の15年
僕がタイに移住した15年前には既にトンローは、“バンコクの青山”と称されていました。トレンド発信地、高級住宅街といったニュアンスです。でも正直、当時は今ほど高層のコンドミニアムやホテルはなく、また高級レストラン、カフェも少なかったので、「どこが青山なの?」と思っていました。(笑)
それが15年たち、今では青山を越えようかと言うほどの発展ぶり。トンロー通り沿いには高層ビルが立ち並び、5つ星ホテルも増えた。ミシュラン星付きのレストランも増え、おしゃれカフェもたくさんある。スクンビットのトレンド発信地、高級住宅街としての色合いがずいぶんと濃くなりました。
駐在員とタイ人富裕層が同居する街
トンローはBTSトンロー駅前から伸びるトンロー通り(スクンビット・ソイ55)を中心としたエリアで、日本人を始めとした外国人駐在員とタイ人富裕層が多く暮らす街です。通り沿いには流行りの飲食店やホテル、タワマン、モールが立ち並び、夜遅くまで人通りが絶えないにぎやかなエリアです。
アソークまでBTSで2駅、プロンポンへは1駅というアクセスの良さもありながら、プロンポンよりもさらにハイソな空気感があるのがトンローの特徴です。
トンローのメリット。ハイセンスな飲食店とモールが集まる利便性
The Commons(ザ・コモンズ)
トンロー・ソイ17にあるコミュニティモールで、“トンローの裏庭”をコンセプトに作られた自然志向の空間です。バンコクの人気カフェ「ROAST」を中心に、タイ各地の人気店が集まるフードフロアがあり、地元のタイ人にも観光客にも愛されるスポットになっています。
24時間営業のドンキ
トンローには24時間営業の「ドンキモール」があり、深夜でも日本の食材や日用品が手に入ります。夜遅くに小腹が空いたとき、急に日本の調味料が必要になったときなど、駐在員・在住日本人にとって心強い存在です。
まずサービスアパートから始めるのがおすすめ
トンローに限らず、バンコクへの移住で僕がいつも勧めている住み方があります。
それは、移住したらまず1〜3ヶ月ほどサービスアパートメントに仮住まいし、街の雰囲気やソイごとの違いを肌で感じてから、ゆっくり腰を据えてアパートやコンドミニアムを探すという方法です。
サービスアパートは家具・家電・リネン類が揃っており、荷物ひとつで入居できるのが最大の強み。契約期間の融通も利きやすく、「まだこの街に住み続けるか分からない」という段階でも身軽に動けます。
トンローのように家賃相場が高いエリアでは、最初から1年契約のコンドミニアムを決め打ちするより、まずサービスアパートで様子を見てから決める方が失敗が少ないでしょう。
トンローのデメリットも正直に書いておきます
家賃・物価がスクンビットで最も高い
トンロー通りの慢性的な渋滞
日本人が多いことの裏返し
プロンポンと同じく、日本人が多いことがメリットに感じることもデメリットに感じることもあるでしょう。タイでの生活に慣れるまではトンローに住み、慣れてきたらもう少し日本人が少ないエリアに引っ越すというのもいいと思います。
家賃相場【2026年版】
コンドミニアム、アパート(年契約)
スタジオ:20,000〜35,000バーツ(約100,000〜175,000円)
1ベッドルーム:30,000〜60,000バーツ(約150,000〜300,000円)
1ヶ月単位の場合(サービスアパート・Airbnb想定)
スクンビットエリアの中でも最も割高になりやすく、サービスアパートなら40,000バーツ前後から、Airbnbのコンドミニアムでも物件によりばらつきが大きいのが実情です。1年契約に比べて1.5〜2倍程度を見込んでおくといいでしょう。
トンロー周辺はこんな人に向いている
グルメやカフェ、ナイトライフを重視する方、日本人コミュニティの安心感を求めつつも少しハイソな暮らしを味わいたい方には、トンローはぴったりの街です。
逆に、生活コストを抑えたい方や、よりローカルなバンコクの空気を感じたい方には、タイカルチャーセンターやプラカノンなど、他のエリアをおすすめします。
まとめ
旅行ガイドブックでは昔から“バンコクの青山”と紹介されてきたトンローですが、15年前はまだその名に見合うほどの街ではありませんでした。それが今では、青山を超えようかというほどの発展を遂げています。
スクンビット随一の繁華街であるトンローは、昼と夜でまったく違う顔を見せる街です。1ヶ月の滞在でその両方の表情に触れてみるのも、きっと面白い体験になるはずです。
筆者紹介
明石直哉
2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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