バンコクで1ヶ月住むならどの街?【アソーク編】バンコクの新宿、交通の要衝に暮らす

バンコクで1ヶ月住むならどの街?【アソーク編】バンコクの新宿、交通の要衝に暮らす

プロンポン編・オンヌット編・ラマ9編に続くエリアシリーズ第4弾は、アソークです。

実は今、僕が住んでいるのがこのアソークです。仕事の都合上、毎日電車移動をするので、BTSとMRTの両路線が利用できることが決め手でした。住み始めてみると、交通の便の良さはもちろん、想定外の魅力がいくつもありました。逆に「これは困ったな」という点も正直に書きます。

バンコクの「新宿」、アソークとはどんな街?

バンコクの「新宿」、アソークとはどんな街?

BTSアソーク駅とMRTスクンビット駅が交差する、バンコク最大の交通ハブのひとつです。スクンビット通りとソイ21(アソーク通り)の交差点を中心に、商業施設・オフィスビル・レストランが密集しています。

「東京でいうと新宿所」といったところでしょうか。昼はオフィスワーカーが行き交うオフィス街、夜は歓楽街の顔も持つ二面性のある街です。

プロンポンの「日本人街感」とも、ラマ9の「ローカル感」とも違う、バンコクの中心にいる感覚がアソークにはあります。

アソークに住む最大のメリット、交通の便がバンコク最強クラス

BTSとMRTが交差する交通ハブ

BTSとMRTが交差する交通ハブ

アソークを選んだ理由を一言で言うと、「どこへ行くにも楽」の一点に尽きます。

BTSアソーク駅(スクンビット線)とMRTスクンビット駅(ブルーライン)が直結しているため、BTSでプロンポンやトンローといった日本人街、チットロムやサイアムといった都心方面へ、MRTでチャイナタウンやワット・ポー、シーロム方面へ、乗り換えなしで行けます。

さらに、エアポートリンクのマッカサン駅も隣接。スワンナプーム空港へ渋滞を気にせずアクセスできます。タクシーで空港へ向かおうとして渋滞にはまりフライトを冷やりとした経験がある方には、この安心感は大きいと思います。

センセーブ運河ボート乗り場が徒歩圏内

センセーブ運河ボート乗り場が徒歩圏内

意外と知られていないのですが、センセーブ運河ボートの乗り場もアソークから徒歩圏内です。運河ボートに乗れば、プラトゥーナム市場・セントラルワールド・旧市街方面へ渋滞なしで移動できます。

意外な魅力。住んでみて初めて気づいたこと

シーナカリンウィロート大学が生活に馴染んでいる

シーナカリンウィロート大学が生活に馴染んでいる

これはアソークに住んで初めて気づいた隠れた魅力です。シーナカリンウィロート大学(通称SWU)が自宅から徒歩5分ほどのところにあります。

まず、火曜日と木曜日の午前中には大学の敷地内でタラート(市場)が開かれます。通称「火タラ・木タラ」と呼ばれ、近所の方やバンコク在住者に人気のローカルマーケットです。食べ物・雑貨・衣類など多彩な屋台が並び、ローカルな雰囲気を日常的に楽しめます。

また大学のグランドはランニングやウォーキングにも使えます。バンコク都心部でまとまった緑のある広場というのは意外と少なく、これが近くにあるのは地味に大きなメリットです。

さらにシーナカリンウィロート大学はソイ21・23・31を通じてプロンポン方面へ抜ける道筋にもなっており、ソイ31経由でソイ33・39など日本人が多く住む通りへのアクセスも良好です。

センセーブ運河沿いの遊歩道が散歩にぴったり

センセーブ運河沿いの遊歩道が散歩にぴったり

センセーブ運河沿いには遊歩道が整備されており、朝や夕方の散歩にぴったりです。都心の真ん中にいながら水辺を歩ける場所は少ないので、これも住んでみてから発見した魅力のひとつです。

ベンジャキティ公園

ベンジャキティ公園

徒歩では少し距離がありますが、ベンジャキティ公園もアソークのある種の「生活インフラ」です。夕暮れ時の湖の景色は美しく、走っている人・歩いている人・サイクリングしている人がいつも賑やかです。

ベンジャキティ公園からグリーントレイルという遊歩道がシーロムのルンピニー公園までつながっており、徒歩15分ほどで2つの公園を行き来できるのも最高なんです。

コリアンタウンと韓国料理

コリアンタウンと韓国料理

アソーク駅から徒歩数分のスクンビット・ソイ12には、韓国料理店が集まるコリアンタウンというモールがあり、本格的な韓国料理店が充実しています。明け方近くまで営業しているレストランもあり、僕もアソークに住みはじめてから、焼肉は日式より韓国式のほうが食べる頻度が高くなりました。

マッサージが安い

マッサージが安い

これも意外でしたが、アソーク周辺はタイマッサージ店が多く、しかも200バーツ/時間(約1,000円)という良心的な価格の店が点在しています。プロンポン周辺の同等の店と比べてリーズナブルで、日常的に通いやすいです。

アソークのデメリットを正直に書いておきます

スーパーマーケットが物足りない

スーパーマーケットが物足りない

駅徒歩圏内にTOPSとマックスバリュがありますが、プロンポンやオンヌットと比べると物足りなさがあります。特にTOPSは日用品の品揃えはいいものの、肉・魚などの生鮮品は鮮度と品揃えに難があります。自炊中心の生活をする方には、やや不便を感じるかもしれません。

日本食材が欲しい場合はBTSで2駅のプロンポン(フジスーパー)まで行くことになります。

日本食レストランがやや少ない

日本食レストランがやや少ない

プロンポン・トンロー・エカマイに比べると日本食レストランの数と多様性は落ちます。ただオンヌット・プラカノンよりは多いので、「スクンビットの中では中程度」という感覚です。チェーン系の日本食はターミナル21内にありますが、個人系の名店という意味では物足りないと感じることがあります。

歓楽街に近く、治安面の要注意

歓楽街に近く、治安面の要注意

アソーク駅から徒歩2〜3分のスクンビット・ソイ23にソイカウボーイがあります。バンコク三大歓楽街のひとつで、夜になると外国人観光客で賑わいます。 それに伴い、駅周辺ではスリや「お金見せて詐欺」が多発しています。特に深夜の駅周辺と歓楽街寄りのソイは注意が必要です。(詳しくは治安の記事を参照)。

渋滞と電車の混雑

渋滞と電車の混雑

朝から深夜(23時頃)まで渋滞が発生します。アソークはバンコク都心を横断するスクンビット通りと縦断するラチャダーピセーク通りが交差するエリアなので、渋滞は慢性的です。タクシー・Grabで移動するときは常に余裕を持ったスケジュールが必要です。

電車もラッシュアワーはかなり混み合います。特にBTSとMRTの乗り換えが集中する時間帯は、改札外まで行列が並ぶことも。「交通の便がいい」の裏側として、人も多く集まるということは覚えておいてください。

家賃相場【2026年版】

家賃相場【2026年版】

年契約の場合(参考)

スタジオ:15,000〜20,000バーツ(約75,000〜100,000円)

1ベッドルーム:20,000〜35,000バーツ(約100,000〜175,000円)

2ベッドルーム:35,000〜70,000バーツ(約175,000〜350,000円)

1ヶ月契約の場合(サービスアパート・Airbnb想定)

1ベッドルーム:40,000〜60,000バーツ(約200,000〜300,000円)

ハイクラス(シャーマ・レイクビュー・アソーク等):月88,000〜100,000バーツ以上

スクンビット中心部という立地柄、サービスアパートの選択肢は豊富です。1ヶ月からの短期入居に対応している物件も多いです。

アソークはこんな人に向いている

アソークはこんな人に向いている

毎日電車移動をする仕事・生活スタイルの方に、最もフィットするエリアです。BTSとMRTの2路線が使える場所に住むと、バンコクの移動ストレスが大幅に下がります。

プロンポンの「日本人街感」が少し苦手な方にも向いています。日本語環境はプロンポンより薄いですが、英語で不便なく生活できるレベルがあれば問題ありません。コリアンタウン・センセーブ運河・シーナカリンウィロート大学・ベンジャキティ公園など、都心の利便性とアソークならではの生活があります。

まとめ

アソークは「バンコクで最も移動が楽なエリアに住む」という選択です。交通の便の良さはシリーズで紹介した4エリアの中でも随一で、仕事で頻繁に移動する方には特に便利だと思います。スーパーや日本食の少なさなど不満もありますが、デリバリーを活用すれば、それも解消できます。

次回はプラカノン編を届けします。お楽しみに!

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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