タイ滞在中に行きたい!バンコク発・おすすめ近隣国旅行ガイド Part.1

タイ滞在中に行きたい!バンコク発・おすすめ近隣国旅行ガイド Part.1

バンコクを旅行・滞在の拠点にすることのメリットのひとつが、近隣国へのアクセスの良さです。東南アジアの中心に位置するバンコクからは、フライトで1〜2時間以内に魅力的な観光地がいくつもあります。しかも日本から直行便がない都市も多く、「バンコク滞在中にせっかくだから近隣国にも行ってみたい」というニーズに完璧に応えてくれます。今回はその中でも特におすすめの3都市を紹介します。

① シェムリアップ(カンボジア)一生に一度は見たいアンコールワットへ

なぜバンコクから行くのがいいのか

① シェムリアップ(カンボジア)一生に一度は見たいアンコールワットへ

日本からシェムリアップへの直行便は就航していません(2026年現在)。ベトナム・タイ・シンガポール等を経由する必要があります。バンコクからならエアアジアやタイ航空、バンコクエアウェイズ等が直行便を運航しており、所要時間は約1時間〜1時間20分。「タイ旅行のついでに世界遺産を見に行ける」というのが、バンコク在住者・滞在者の特権のひとつです。

アンコールワット遺跡群

アンコールワット遺跡群

カンボジア北西部に位置するシェムリアップは、アンコールワット遺跡群の玄関口です。アンコールワット、アンコールトム、タプロームなど、9世紀から13世紀にかけて栄えたクメール王朝の遺跡群が広大なエリアに点在しています。

アンコールワットは世界最大級の宗教建築物で、日の出の時間に訪れると遺跡が朝霧に浮かぶ幻想的な光景が見られます。「一生に一度は行きたい観光地」という言葉が最もふさわしい場所といえるでしょう。

観光スポット間の移動はトゥクトゥクが一般的で、1日チャーターして20USD〜程度です。

シェムリアップ市内の魅力

シェムリアップ市内の魅力

遺跡だけがシェムリアップの魅力ではありません。僕はこれまで8回シェムリアップを訪れていますが、毎回楽しみにしているのがシェムリアップ川沿いの散歩です。川沿いの並木の景観が美しく、歩道もよく整備されていて散歩にぴったりです。正直に言うと、このシェムリアップ川沿いを歩くためだけにまた行きたいと思えるほどの道です。特に乾季(11〜2月)の涼しい季節は最高で、朝や夕方にゆっくり歩くと本当に気持ちがいいです。

パブストリート周辺は外国人観光客向けのレストラン・バーが集まるエリアで夜は賑やかです。オールドマーケットでは雑貨や土産物が揃います。

東南アジアを代表する観光地にもかかわらず物価はタイよりやや安いので、その点でもコスパのいい旅先です。

旅のプランニングポイント

旅のプランニングポイント

最低でも2泊3日は確保したいです。アンコールワット遺跡群だけで1日必要で、川沿いの散歩や市内観光を加えると3日でもあっという間です。

ベストシーズンは11〜2月の乾季です。

ビザについては、日本人は観光ビザが必要です(e-Visa取得推奨・$37)。入国時に取得も可能ですが混雑します。

空港は2023年に新空港「シェムリアップ・アンコール国際空港(SAI)」が開業し、旧シェムリアップ空港(REP)は廃港になりました。ただし新空港はシェムリアップの中心地まで車で約1時間かかるのがネックです。GrabやホテルのアレンジでUS$25前後を見ておいてください。

スリ・詐欺・ぼったくりには注意が必要です。トゥクトゥクの料金は必ず事前に交渉しましょう。

② ルアンパバーン(ラオス) 街全体が世界遺産の古都

なぜバンコクから行くのがいいのか

② ルアンパバーン(ラオス) 街全体が世界遺産の古都

ルアンパバーンも日本からの直行便はありません。バンコクからはタイエアアジアやラオ航空、バンコクエアウェイズ等が直行便を運航しており、所要時間は約1時間半〜2時間です。

「大人のバックパッカー旅」シリーズで紹介したビエンチャンから陸路で移動することも可能で、観光バス・高速バスで約6〜7時間というルートもあります。

ルアンパバーンとはどんな街か

ルアンパバーンとはどんな街か

ラオス北部、メコン川とカーン川の合流点に位置する古都です。1995年にユネスコ世界遺産「ルアン・パバンの町」に登録されました。街全体が世界遺産というのが他の観光地にはないルアンパバーンの最大の特徴で、「遺産の中で生活が営まれている街」をそのまま歩けます。

フレンチコロニアル建築のショップハウスが立ち並ぶシーサワンウォン通りが街の中心で、カフェ・レストラン・雑貨屋が連なっています。コンパクトな街なのでほぼ全部徒歩で回れるのも嬉しい。

見どころ

見どころ

托鉢:毎朝夜明け頃、何十人もの僧侶が一列に並んで街を歩く光景です。静謐で美しく、ルアンパバーンを代表する体験のひとつ。観光客はあくまで見学の立場で、静かに見守ってください。

プーシーの丘:街の中心にある丘で、頂上から見渡すルアンパバーンの街とメコン川の絶景は格別です。夕暮れ時がおすすめです。

ナイトマーケット:シーサワンウォン通りが毎晩ナイトマーケットになります。ラオスの手工芸品・織物・アクセサリーが並び、眺めているだけでも楽しい。

メコン川サンセットクルーズ:夕暮れのメコン川をボートで進む、ルアンパバーンならではの体験です。

クァンシー滝:市内から約30km、エメラルドグリーンの多段式滝でレンタルバイクや半日ツアーで行けます。

ラオス伝統のハーバルサウナ:ラオスといえば、ハーブを焚いたスチームサウナ。ルアンパバーン中心部には2軒のハーバルサウナ店があります。

Lemongrass Sauna & Traditional Massage
https://maps.app.goo.gl/hEtVtuc8vtRnV6z68

Red Army Sauna Luang Phabang
https://maps.app.goo.gl/pUBmmUeR83KqP3RPA

旅のプランニングポイント

旅のプランニングポイント

最低3泊4日を確保したいです。街歩きとクァンシー滝だけでも3日はあっという間に過ぎます。

ベストシーズンは10月下旬〜3月(雨季明けから乾季)で、特に11〜2月が過ごしやすいです。

物価はビエンチャンより若干高いですが、バンコクよりは安い水準です。ビザは日本人はビザなしで30日滞在可能です。

③ ダナン(ベトナム) ビーチとダウンタウンが5分で行き来できる街

なぜバンコクから行くのがいいのか

③ ダナン(ベトナム) ビーチとダウンタウンが5分で行き来できる街

日本からダナンへの直行便はベトナム航空のみで本数が少なく料金も高めです。バンコクからはエアアジア・ベトジェット・ベトナム航空等が直行便を運航しており、所要時間は約1時間45分。往復料金は安いときで1万円台後半から狙えます。バンコクから行く方が、日本から行くより格段に安くなります。

ダナンとはどんな街か

ダナンとはどんな街か

ベトナム中部に位置し、ホーチミン・ハノイに次ぐベトナム第3の都市です。「ビーチリゾート」と「ダウンタウンのリバーサイド」が車で5分ほどの距離に共存しているのが最大の特徴で、東南アジアでこれほど至近距離に両方が揃う街はダナンだけだろうと思います。

新しく開発されている街なので、ホテル・飲食店・カフェの多くが新しくモダンです。物価はバンコクと比べてホテルは半額近い水準で、飲食費・交通費・買い物も何でもバンコクより安く上がります。円安が続く中でも予算を気にせず楽しめる、東南アジアでもトップクラスのコスパの街です。

見どころ・楽しみ方

見どころ・楽しみ方

ミーケービーチ:約30kmに広がるダナンのメインビーチです。白砂の整備されたビーチフロントで、リゾート感があります。

ハン川沿いのダウンタウン:バーやレストランが集まるリバーサイドエリアです。週末夜のドラゴンブリッジ(実際に火を吹く演出がある)は一度見てほしいです。

バナヒルズ:山の上にあるテーマパークで、黄金の手に抱えられた橋「ゴールデンブリッジ」が映えスポットとして世界的に有名になっています。

ホイアン:ダナンから車で約40分の古都で世界遺産の旧市街です。ランタンが灯り、夜は特に幻想的。日帰りが可能です。

ベトナム中部料理が美味しい

ベトナム中部料理が美味しい

ダナン・ホイアンは食でも外せません。ホイアン式チキンライス(コムガーホイアン)をはじめ、ミークアンやカオラウ、中部式バインセオ。これらはすべてこのエリアが本場の料理です。日本でもベトナム料理は食べられますが、中部料理の専門店はほとんどないので、ここでしか食べられない味がたくさんあります。

デジタルノマドの聖地として

デジタルノマドの聖地として

東南アジアでも有数のデジタルノマド・リモートワーカーの聖地として近年急成長しています。Wi-Fi完備のカフェ・コワーキングスペースが豊富で、ビーチとリモートワーク環境が共存しています。英語が比較的通じる外国人フレンドリーな街でもあります。

旅のプランニングポイント

旅のプランニングポイント

ダナンだけなら2泊3日〜3泊4日で十分楽しめます。ホイアンやバナヒルズをプラスするなら最低3泊4日は欲しいですね。

ベストシーズンは2〜7月(雨が少なく晴れやすい)です。8〜11月は台風・雨季に注意してください。ビザは日本人はビザなしで45日滞在可能です(2023年以降)。

まだまだ人気が高まっていく一方の街で、物価が上がりすぎる前に訪れておきたいと思っています。

都市の比較まとめ

都市の比較まとめ

まとめ

バンコクは近隣国へのハブとしても優秀な都市です。日本から直行便がない観光地でも、バンコク経由なら気軽に足を延ばせる。タイ滞在中に「もう1カ国行ってみたい」と思ったら、この3都市を候補に入れてみてください。Part.2ではさらに別の近隣国・都市を紹介予定です。

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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