タイ滞在中に行きたい!バンコク発・おすすめ近隣国旅行ガイド Part.2【ペナン島・ホーチミン・プノンペン編】

タイ滞在中に行きたい!バンコク発・おすすめ近隣国旅行ガイド Part.2【ペナン島・ホーチミン・プノンペン編】
タイ滞在中に行きたい!バンコク発・おすすめ近隣国旅行ガイド Part.2【ペナン島・ホーチミン・プノンペン編】

Part.1ではシェムリアップ・ルアンパバーン・ダナンを紹介しました。今回のPart.2はペナン島・ホーチミン・プノンペンの3都市です。どれもバンコクから格安・2時間以内で行ける街。バンコクに住んでいるからこそ気軽に行ける、個性の全く異なる3都市を紹介します。

① ペナン島(マレーシア) 東南アジアNo.1のグルメタウンにして、プラナカン文化の宝庫

① ペナン島(マレーシア) 東南アジアNo.1のグルメタウンにして、プラナカン文化の宝庫

バンコクのドンムアン空港からペナン国際空港まで直行便で約1時間45分〜2時間。往復1万円台前半から取れることもある近さです。

ジョージタウンという唯一無二の街

ジョージタウンという唯一無二の街

ペナンの魅力はほぼジョージタウンに集約されています。2008年にユネスコ世界文化遺産に登録された旧市街で、中国・インド・マレー・イギリス植民地時代の文化が重なり合い、マレーシアの魅力をギュッと凝縮したような街です。

街並みで特に目を引くのがプラナカン文化とショップハウスです。プラナカンとは、15〜16世紀にマレー半島に移住した中国系移民とマレー系住民の混血文化のこと。鮮やかな色彩の装飾タイル・細工が施されたショップハウスの外観・独特の建築様式。これがジョージタウンの街並みを彩っています。バンコクの中華街とも、クアラルンプールとも、全く違う雰囲気があります。

ジョージタウンは徒歩で回れるサイズ感が最高で、それがまた魅力のひとつです。どこまでも風情あるショップハウスが並び、街歩きがこれほど楽しい街は東南アジアでも稀有といえるでしょう。

余談ですが、ジョージタウンは沢木耕太郎の名著『深夜特急(マレー半島・シンガポール編)』の舞台のひとつでもあります。1970年代に旅した沢木青年が記したこの街の描写は今も色あせていません。ぜひ一読してからペナンに来てほしいですね。

東南アジアNo.1のグルメタウン

東南アジアNo.1のグルメタウン

個人的に、東南アジアで一番美味しいものが集まる街はペナンだと思っています。

中華、マレー、インド…どれを、どこで食べても美味しいと言っても過言ではないほど、どのお店もレベルが高く、かつ値段も安い。最高ですよね。

個人的にはチキンライス(ペナン式)やホッケンミー(福建麺)、蝦麺がお気に入り。ガーニードライブホーカーセンターはペナン最大級の屋台街で、夕方から夜にかけて地元の人と旅行者が混ざって食べています。

物価はタイより安め。屋台で一皿10〜25リンギット(約400〜500円)程度でおいしいものが食べられます。ぜひ3泊くらいして、心ゆくまで食べ歩きを楽しんでほしいですね。

ホテルについて

ホテルについて

ジョージタウンのホテルは古い建物を改装したブティックホテルが多いです。プラナカン建築のショップハウスを改装したものは風情があって泊まるだけで楽しいですが、壁が薄かったり、水回りが弱かったりという弱点があったりします。快適さを優先するなら欧米系ホテルチェーンも揃っています。

ビーチは期待しなくていい

ビーチは期待しなくていい

ペナン島にはバトゥフェリンギなどのビーチもありますが、プーケットや他のタイのビーチリゾートと比べると、透明度はかなり劣ります。わざわざビーチ目的で来る必要はありません。ペナンの魅力はジョージタウンの街歩きとグルメだと僕は思います。

旅のプランニングポイント

旅のプランニングポイント

2泊3日でも回れますが、個人的には3泊してじっくり食べ歩き・街歩きをしてほしいです。ベストシーズンは11〜2月。涼しくて雨も降らず、外を歩き回るのに最適な時期です。ビザは日本人ビザなし90日。通貨はマレーシアリンギット(MYR)。※1MYRは約40円(2026年6月)

② ホーチミン(ベトナム) 東南アジアで今最も熱い、今のうちに見ておくべき街

② ホーチミン(ベトナム) 東南アジアで今最も熱い、今のうちに見ておくべき街

バンコクからフライトで約1時間30〜45分。往復4,000バーツ程度で取れることもあります。

バンコクに住んでいても驚かされる活気

バンコクに住んでいても驚かされる活気

バンコクに住んでいると、東南アジアのどの都市に行っても「バンコクほどの活気はないかな」と感じることが多いです。でもホーチミンは違う。普段バンコクの都心部に住んでいる僕でも、ホーチミンに降り立つたびに「活気がすごい」と思わされます。

東南アジアで一番活気があるのではないかと思うほどです。まだまだ成長途中で、驚くほどのスピードで変化している。今のうちに見ておくべき街の筆頭です。

ホーチミンならではの楽しみ方

ホーチミンならではの楽しみ方

バイクしか通れない細い路地が無数にあって、路地裏散策が好きな人にはたまらない街です。大通りから少し踏み込むだけで別世界が広がります。

中華街のチョロンは特に圧巻で、街全体が市場のような場所。バンコクの中華街ヤワラートとは違った街並みと熱気があります。フランス植民地時代からの建築物も多く残っており、建築鑑賞が好きな方や写真撮影が好きな方にもおすすめしたい街。

バンコクに住んでいると都市の活気には慣れてしまいますが、ホーチミンはまだゆるい空気感が残っていて、異国情緒を感じさせてくれる街でもあります。

物価はバンコクより20%程度安いです。食費・移動費・宿泊費のいずれもバンコクより安く上がるので、同じ予算でワンランク上の体験ができます。

注意点

注意点

スリやボッタクリはバンコクより気をつける必要があります。観光地周辺の流しのタクシー・道端の屋台・靴磨きのおじさんなど、声をかけてくる人に注意してください。移動はGrabなどの配車アプリを使うのが安全で確実です。

横断歩道でも車・バイクが止まらないのはベトナムの洗礼です。「ゆっくり一定速度で歩きながら渡る」というコツがあって、これを覚えると格段に楽になります。

旅のプランニングポイント

旅のプランニングポイント

おすすめは2泊3日〜3泊4日。クチトンネルやメコンデルタへの日帰りを加えるなら4泊5日。ベストシーズンはバンコクとほぼ同じで11〜2月の乾季。ビザは日本人ビザなし45日。通貨はベトナムドン(桁が大きいので注意)。

③ プノンペン(カンボジア) タイ国内旅行感覚の距離で、のんびりとした東南アジアに出会う

③ プノンペン(カンボジア) タイ国内旅行感覚の距離で、のんびりとした東南アジアに出会う

バンコクからフライトで約1時間〜1時間30分。往復4,000バーツ程度から取れることもあって、タイ国内旅行感覚の距離感です。

「観光地が少ない」がむしろ魅力

「観光地が少ない」がむしろ魅力

プノンペンはシェムリアップのアンコールワットのような超有名観光地がなく、ポル・ポト政権時代の負の遺産観光(ダークツーリズム)のイメージが強い。近年は特殊詐欺の拠点が存在するという報道もあり、観光客が少ない都市です。

でも実際に来てみると、観光客が少ないということは「観光客ズレしていない」ということでもあります。トゥクトゥクの運転手も礼儀正しいです。昔ながらの東南アジアらしいのんびりさと人の温かさは、正直バンコクやホーチミンより感じられます。

滞在エリアはBKK1かリバーサイドがおすすめ

滞在エリアはBKK1かリバーサイドがおすすめ

日本人駐在員が多く住むボンケンコン1(BKK1)エリアか、メコン川沿いのリバーサイドエリアにホテルを取るのがおすすめです。どちらも治安が比較的安定していて、レストランやカフェも充実しています。

メコン川沿いの時間が格別

メコン川沿いの時間が格別

正直、プノンペンは観光スポットだけを目当てに来ると少し物足りなく感じるかもしれません。でも夕暮れ時のリバーサイドを散歩するだけで満足度はめちゃくちゃ高いんです。メコン川沿いの街というだけで、来た価値があると思える。バンコクでは味わえない贅沢な時間です。

お金の扱いには細心の注意を

お金の扱いには細心の注意を

プノンペンは実質ドル社会ですが、偽のドル札が驚くほど流通しているので注意が必要です。両替やお釣りとして受け取ったドル札は必ずその場で確認してください。本物の札でも、汚れや破れ・切り込みがあると自分が使う時に受け取ってもらえないことがあります。両替は100ドル札より1〜20ドル札にしておくのが無難で、数十ドル以上の支払いはクレジットカードを使うのがスマートです。

スリやひったくりはバンコクより格段に多い。特にひったくりには注意してください。屋外でスマホを見ながら歩いたり電話しながら歩いていると、バイクに乗った人にスマホをひったくられる事案が多発しています。

旅のプランニングポイント

旅のプランニングポイント

個人的には3泊をおすすめしたいですが、まずは2泊3日でもいいでしょう。単体での訪問より、シェムリアップとセットのカンボジア周遊として来る人も多いです。ベストシーズンは11〜2月。日本人はビザが必須。空港でアライバルビザ($30)が簡単に取得できます。ドルは持参するようにしましょう。

まとめ

Part.1(シェムリアップ・ルアンパバーン・ダナン)と合わせると、バンコクから2時間以内で行ける東南アジアの主要都市が6つ揃いました。バンコクを拠点にすることで、週末や連休のたびに個性の違う国・文化に触れられる。これがバンコクに住むことの大きな魅力のひとつだと思っています。

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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