タイ〜日本間の航空券は経由便・ストップオーバーがおすすめ!タイ在住者が徹底解説【2026年版】

タイ〜日本間の航空券は経由便・ストップオーバーがおすすめ!タイ在住者が徹底解説【2026年版】
タイ〜日本間の航空券は経由便・ストップオーバーがおすすめ!タイ在住者が徹底解説【2026年版】

バンコクと日本を行き来する機会が多い方に、ぜひ知ってほしい航空券の使い方があります。それはコスパと旅の充実度を両立できる「経由便・ストップオーバー」航空券です。

今回はバンコク〜日本間のおすすめの経由便・ストップオーバー航空券について、おすすめの乗り継ぎ地など含め、徹底解説します。

まず直行便・LCC・経由便の違いを整理する

直行便(フルサービスキャリア)

直行便(フルサービスキャリア)

バンコク〜東京の所要時間は約6〜7時間。JAL・ANA・タイ航空などが運航しています。運賃は往復8〜15万円程度で、燃油サーチャージが高止まりしている状況が続いています。特に3〜4月・年末年始は高騰しやすい。時間を最優先する場合はこれ一択ですが、コスパは悪いです。

直行便(LCC)

直行便(LCC)

ジップエア−やエアアジア、ベトジェット等で往復4〜10万円。一見安く見えますが、預け入れ荷物・機内食・座席指定の追加料金を足すと総額が跳ね上がり、フルサービスキャリアと料金が大差ないことも多いです。

経由便(フルサービスキャリア)

経由便(フルサービスキャリア)

台北・香港・ホーチミン等を経由する便で、往復4〜8万円程度。預け入れ荷物・機内食が標準で含まれているフルサービスが多く、乗り継ぎ時間が増える分だけ所要時間は直行便の1.5〜2倍になりますが、時間とコストのバランスが最も取れた選択肢です。

見出し:経由便の最大のメリット ストップオーバーができること

ストップオーバーとは

ストップオーバーとは

目的地へ向かう途中の乗り継ぎ地に24時間以上滞在することです。たとえば「バンコク→台北(3泊)→東京」という形で、1枚の航空券で2カ国を楽しめます。一度の旅行で2カ国が楽しめて、しかも航空券は直行便より安い。これがストップオーバーの魅力です。僕は復路に経由地で3泊することが多いですね。

24時間未満の単純な乗り継ぎ(トランジット)と違い、一度入国して街に出て観光や食事を楽しめる。同じ経由地でも「3時間乗り継ぎ」と「3泊ストップオーバー」では全く別の体験になります。

ストップオーバー航空券の買い方

ストップオーバー航空券の買い方

大きく3つの方法があります。

  • スカイスキャナーやTrip.comなどの航空券比較・購入サイト
  • 航空会社の公式サイト
  • 旅行代理店に依頼

スカイスキャナーやTrip.com、航空会社の公式サイトで検索する場合は、複数都市に設定して探します。希望の経由地が決まっているなら、最初から航空会社のサイトで探す方が早いです。

よくわからない・難しそうという方は旅行代理店に相談するのが確実です。

おすすめの経由地と経由便を徹底解説

 ① 台北(エバー航空・中華航空・スターラックス航空)―フルサービスキャリアが3社揃う最強の経由地

①	 台北(エバー航空・中華航空・スターラックス航空)―フルサービスキャリアが3社揃う最強の経由地

僕が最もよく使う経由地が台北です。バンコクから台北まで約4時間、台北から成田まで約3〜3.5時間。タイと日本のちょうど中間地点という絶妙な立地が気に入っています。

フルサービスキャリアが3社揃っているのも強みです。エバー航空は安定した品質でコスパが良い。中華航空(チャイナエアライン)は機材が刷新されて快適さが大幅に向上していて、最近久しぶりに乗って驚くほど良かったです。

スターラックスは最も新しく機材・サービスとも最高品質ですが、その分価格も高め。最近はエバーとチャイナエアラインを比較して安い方を選ぶことが多いです。

航空券は往復6〜7万円程度。香港やベトナムより若干高いですが、台北の物価が安いので滞在費を抑えやすいです。

料理

乗り継ぎだけでもメリットがあります。桃園国際空港の第2ターミナルはレストランが充実していて、個人的にはスワンナプーム空港より好きです。台湾料理・香港料理・日本料理などさまざまな選択肢があって、乗り継ぎ時間に台湾料理を食べてから日本に帰るというのが台湾経由の隠れた楽しみです。

プライオリティパスをお持ちなら桃園第2ターミナルのオリエンタルラウンジがおすすめです。台湾料理がオーダーできるメニューが7品あって(牛肉麺・ルーローファン等)、Wi-Fiは200Mbps以上出ます。動画のアップロードなど重たい作業もここで快適にこなせます。

ただしオリエンタルラウンジは第2ターミナルのみです。第1ターミナル着の場合は第2ターミナルへのシャトルトレイン移動(5分間隔)が必要になります。

乗り継ぎ時間は最低でも2時間半〜3時間を確保してください。ターミナル間の移動とトランスファーデスクでの荷物検査(繁忙期は30分以上並ぶこともあります)があるためです。

台湾系のフライトはスワンナプームのGゲートから出ることが多く、その場合はGゲート前のミラクルラウンジが近くて使いやすいです。シャワーも浴びられてフードメニューも充実しているので、深夜便の前にここでゆっくりするのが僕のルーティンになっています。

香港(キャセイパシフィック航空)―コスパと空港の充実度がバランス良い

香港(キャセイパシフィック航空)―コスパと空港の充実度がバランス良い

往復4〜7万円と経由地の中でも安い水準で、コスパが高い経由地です。所要時間は直行便の1.5倍ほど。

香港国際空港はレストラン・ショップが充実していて、数時間の乗り継ぎでも快適に過ごせます。プライオリティパスはKyra Loungeがおすすめです。ストップオーバーなら香港市街・九龍・マカオへのフェリーなど観光の選択肢が豊富です。

ベトナム(ベトナム航空)―ハノイとホーチミンの2都市をストップオーバーで欲張る

ベトナム(ベトナム航空)―ハノイとホーチミンの2都市をストップオーバーで欲張る

往復4〜7万円程度。ハノイかホーチミンの2択で、時間に余裕があれば「往路はハノイでストップオーバー・復路はホーチミンでストップオーバー」という2都市訪問も可能です。

ハノイ・ホーチミンともプライオリティパスで使えるラウンジがあります。ベトナムグルメを楽しめる経由地として魅力があります。

マカオ(マカオ航空)―安さは魅力だが、深夜乗り継ぎには要注意

マカオ(マカオ航空)―安さは魅力だが、深夜乗り継ぎには要注意

航空券は香港と同程度の安さ。毎日就航しているわけではないので、日程によって検索結果に出ないことがあります。マカオは古い街並みと路地裏がフォトジェニックで、写真好きにはたまらないストップオーバー先です。

ただし深夜の乗り継ぎだけは要注意です。マカオ空港はエアコンが強烈に効いていて、夜中は凍えるほど寒い。ラウンジが開くのが早朝5〜6時頃なので、それまで空港のソファで仮眠するしかありません。実際に経験したことがありますが、パーカー1枚では到底耐えられませんでした。昼間のトランジットなら問題ありませんが、深夜乗り継ぎの方はダウンかブランケットを忘れずに。

ブルネイ(ロイヤルブルネイ航空)―まだ未経験だが気になる乗り継ぎ地

ブルネイ(ロイヤルブルネイ航空)―まだ未経験だが気になる乗り継ぎ地

ボルネオ島にある小さなムスリム国家で、なかなか単独で旅行する機会がない場所です。デイリー就航ではなく日程の調整が必要ですが、バンコクへの途中に立ち寄れるなら行ってみたい経由地のひとつ。個人的にまだ未経験なので、タイミングが合えばぜひ試してみたいと思っています。

中国本土経由はどうか

中国本土経由はどうか

中国国際航空・東方航空・南方航空などで北京・上海・広州経由というルートもあります。価格は安いことが多いですが、中国本土の空港でのネット環境(VPN問題)なども考慮が必要です。

個人的には単純な乗り継ぎよりも、広州や上海などをストップオーバーで観光するルートとして使う方が面白いと思っています。広州はまだ行ったことがないので、次の一時帰国で試してみたいと考えています。

経由便を使う上でのアドバイス

乗り継ぎ時間の目安

乗り継ぎ時間の目安

最低でも2時間半〜3時間は確保してください。台北は第1・第2ターミナル間の移動があるケースもあるため特に3時間を推奨します。2時間未満だとフライト遅延が発生した場合に乗り継ぎ便に乗れなくなるリスクがあります。ただ、同じ航空会社なら万が一乗り遅れても、振替便を用意してもらえるはずです。

まとめ

直行便のシンプルさには当然メリットがありますが、時間に余裕がある方には経由便・ストップオーバーもおすすめです。1枚の航空券で2カ国を訪問でき、コストも直行便より安い。

初めて試す方には台北経由がおすすめです。フルサービスキャリアが3社あって競争があるので料金が安定しているし、桃園空港のご飯が美味しくて、乗り継ぎだけでも十分楽しめます。

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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