【タイ移住者必見】在住日本人がかかりやすい病気と入るべき保険の話

バンコクに来てから、なんとなく体調がすっきりしない。そんな経験はないでしょうか。外食が増えて体重が増えたり、肌が荒れたり、PM2.5の季節に鼻がぐずぐずしたり。タイ移住者には「あるある」な体の変化が、実はいくつかのパターンに分けられます。
そして、もう一つ気になるのが保険です。駐在員なら会社の保険がありますが、タイランドプリビレッジのような長期滞在者は、何にどう入ればいいのか分かりにくいものです。
今回は、ブレズグループの飯田直樹CEOに、在住日本人がかかりやすい病気と、移住者が入るべき保険について伺いました。
ブレズグループ公式サイト
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在住日本人がかかりやすい病気
まず伺ったのは、バンコクに住む日本人がよくかかる病気についてです。生活環境の変化から来る、ある程度パターン化された症状が見えてきました。
筆者:在住日本人がよくかかる病気はありますか。
飯田:多いのは生活習慣病です。タイに来ると、外食が増えることで一度は太る方が多いですね。タイ料理は高カロリーですし、接待の会食も増えますから。それで高血圧や糖尿病、高脂血症になる方が一定数いらっしゃり、また日本で診断されお薬を服用されている方も、「日本でもらっていた薬がタイでも手に入るのか」という相談でよく来局されます。
筆者:日本の薬と同じものは手に入るのでしょうか。
飯田:基本的には手に入ります。ただ日本にしかない薬もあるので、その場合は現地の医師に相談して、タイで手に入る薬に切り替える必要があります。移住したばかりで持病の薬がある方は、早めに一度相談することをお勧めします。
筆者:皮膚のトラブルも多いと聞きました。
飯田:そうですね。水が合わなくて髪が抜けたり、ムシムシした気候で水虫になったり、肌が荒れたりといった相談は、移住して1年目の方に特に多いです。体が慣れてくると落ち着くことが多いので、軟水器や浄水器を試していただくこともあります。
筆者:PM2.5の影響もありますか。
飯田:かなりあります。呼吸器系の相談は、ここ7〜8年で明らかに増えています。原因がPM2.5だとはっきり言えるわけではありませんが、鼻水や鼻づまりといった症状で来院される方は乾季に増える印象です。あわせて、最近は不眠などメンタル面の相談も増えています。ブレズクリニックでは内科で対応できる範囲の処方は可能ですが、より専門的な治療が必要な場合は精神科医にご紹介するようにしています。
生活環境の変化に体が慣れるまでの「最初の1年」が、特に気をつけたい時期だと言えそうです。続いては、移住者にとって悩ましい保険の話を伺いました。
移住者が入るべき保険
保険は、駐在員か長期滞在者か、日本の国民健康保険を維持しているかどうかで、選び方が大きく変わってきます。タイランドプリビレッジの会員にとって特に気になるポイントを伺いました。
筆者:旅行者やタイランドプリビレッジの会員でも、保険は使えるのでしょうか。
飯田:もちろん使えます。クレジットカードに付帯している海外旅行保険を使えることを知らない方が意外と多いんです。カード会社に連絡すれば提携病院を案内されますが、ブレズクリニックも提携先に入っているので、直接来院いただいても、保険会社とやり取りできます。
筆者:AIAやBUPAのような現地の保険会社についてはどうですか。
飯田:保険には、その場で支払わずに済む「キャッシュレス対応」の保険と、一旦自分で支払って後から請求する保険の2種類があります。AIAは大きな病院でないとキャッシュレス対応が難しいことが多く、ブレズではパシフィッククロス様、オーシャンライフ様のような保険会社のほうがキャッシュレスで使いやすいです。
筆者:おすすめの保険はありますか。
飯田:普通に働いて過ごしている方には、加入者の多いローカル大手の保険がコストパフォーマンスに優れていると思います。一方で、大きな病気のときだけ手厚くカバーしたいという方には、入院や手術費を中心にカバーするタイプの保険が向いています。私自身も、通院は外して大きな手術や入院だけをカバーするプランに入っていました。
筆者:タイランドプリビレッジの会員には、どんな組み合わせがお勧めですか。
飯田:まずはクレジットカード付帯の保険で、十分な保証があるものをベースにするのが良いと思います。それに加えて、大きな病気が不安な方は、入院・手術費に強い保険を一つプラスする形がお勧めです。
ここで重要なのが、日本の国民健康保険の被保険者か否かです。タイと日本を頻繁に往復する方の場合、日本にて治療する選択肢があるかと思いますので、タイでかけるべき医療保険の金額と範囲も変わってくると言えます。
筆者:年齢が上がってくると、保険の選び方も変わりますか。
飯田:高齢化につれ、明らかに保険に加入しにくくなったり、加入できても高額になったりするケースが増えてきます。リタイアメントビザで長く暮らす方にとっては、医療費が一番の不安要素になりやすいので、早いうちから自分に合った保険を見つけておくことが大切だと思います。
国民健康保険の有無、滞在期間、そして自分が不安に感じるポイントは何か。この3つを整理しておくだけで、保険選びはずいぶんシンプルになりそうです。
まとめ
在住日本人がかかりやすい病気には、生活環境の変化に由来するパターンがあり、特に移住して1年目は体調管理に気をつけたい時期。そして保険については、駐在員か長期滞在者か、日本の国民健康保険を維持しているかどうかによって、必要な備えが変わってきます。
飯田CEOが語ってくれたように、日本語で相談できる安心感に加えて、自分の状況に合った保険を選んでおくことが、バンコクでの暮らしをより安心なものにしてくれそうです。
筆者紹介
明石直哉
2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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