タイトル:バンコクのイミグレーションへの効率的な行き方

タイ・バンコクでビザの更新や滞在期限の延長手続き、90日レポート提出の際にお世話になるイミグレーションオフィス。タイランドエリートのメンバーなら、わざわざイミグレーションに出向く必要はありませんが、ビジネスビザや観光ビザ、学生ビザ、リタイアメントビザであれば、年に何度か足を運ぶ機会があるはずです。

バンコクにはイミグレーションオフィスが出張所含め数カ所ありますが、日本人の大半がお世話になるのは、チェーンワタナにあるイミグレーションオフィスでしょう。

イミグレーションまでの行き方はいくつかありますが、どうやって行くのが一番効率がいいのか?
今回は、バンコクのイミグレーションへの効率的な行き方をご紹介します。

チェーンワタナのイミグレーションの場所

チェーンワタナのイミグレーションオフィスは、タイの政府庁舎が集まる「政府総合庁舎(Goverment Complex)」内にあるのですが、ここが遠いんです。
バンコク都心から20km強、ドンムアン空港の少し手前といえば距離感が分かりやすいでしょうか。

チェーンワタナの政府総合庁舎内にはたくさんの建物がありますが、イミグレーションオフィスがあるのは、B棟です。ピラミッドを逆さにしたような特徴的なデザインのビルなので、コンプレックス内に入ればすぐに分かると思います。

イミグレーションオフィス
営業時間:月~金曜日 8:30~12:00 13:00~16:30
閉館日:土・日・祝祭日
電話番号:02-141-9889

バンコクのイミグレーションへの3つの行き方

バンコク都心からイミグレーションへの行き方は大きく次の4つ。

①BTSで最寄り駅まで行き、そこからタクシーかGrab

BTSワットプラシーマハタート駅もしくはBTS 11th Infantry Regiment駅にて下車、そこからタクシーかGrabで10分弱

BTSアソーク駅からの所要時間:約50分
BTSアソーク駅からの料金:95〜120B

以前はBTSモーチット駅からタクシーで行くことが多かったですが、BTSが延伸し、イミグレーションにより近い駅(上記2つ)が開業したことで、モーチットから行くことはなくなりました。

イミグレーションオフィスはタイ語で、「トーモー」と言います。タクシー運転手にもトーモーと伝えれば大半はわかってくれます。

②戦勝記念塔のバス乗り場から直通バス

BTSビクトリーモニュメント駅下車、戦勝記念塔ロータリーにあるバス乗り場から166番のバスで約30分

BTSアソーク駅からの所要時間:約1時間
BTSアソーク駅からの料金:65B

③都心からタクシーかGrab

BTSアソーク駅周辺からタクシーかGrabで向かった場合の時間と料金は以下のとおり。

BTSアソーク駅からの所要時間:40分(空いていれば。出勤時間帯であれば1時間以上は必至)
BTSアソーク駅からの料金:215〜330B(時間帯による)

道が空いていればこの行き方が一番楽チンなのですが、イミグレーションには朝早く行く必要があるんですよね。高速を利用したとしても通勤の渋滞と重なる可能性が高く、都心から車で向かうのはあまりオススメできません。

④MRTピンクラインで最寄り駅「Government Complex」駅からアクセス

2023年6月に開業したイエローラインに続き、タイで2つ目のモノレール路線となるピンクライン。チェーンワタナの政府総合庁舎(Goverment Complex)前にもピンクラインの「Government Complex」駅が開業予定です。
当初は2022年中の開業を予定していましたが、記事執筆時点の2023年6月3日では、まだ開業していません。

ピンクラインは、ワットプラシーマハタート駅でBTSスクンビット線に乗り換えられます。アソークからの行き方は次のようになるでしょう。

BTSアソーク駅→BTSワットプラシーマハタート駅→MRTGovernment Complex駅

開業後はこの行き方が最安かつ最短になるのは間違いありません。開業後に改めてレポートをお届けしたいですね。

オススメの行き方

個人的におすすめは①か②ですが、確実に時間が読めるのは①の行き方です。
②は料金が最安で所要時間も①とほぼ同じなのですが、バスが1時間に1〜2本しか来ないのがネック。
バス停に着いてすぐにバスが来ればいいのですが、そうでない場合、時間が読めません。
料金は100B前後かかりますが、確実に到着時間が読める①の行き方が、一番効率がいいと思います。

先日、①の行き方でイミグレーションに行き、ビザ更新をして来ましたので、今回はそのレポートをお届けしましょう。

BTSアソーク駅からイミグレーションまでの行き方

朝8時53分、BTSアソーク駅から乗車。

9時26分、BTS 11th Infantry Regiment駅にて下車。料金は47B。

3番出口から出ると目の前を走る大通りは、パホンヨーティン通り。交通量が多く、流しのタクシーも簡単に捕まえられそう。

僕は配車アプリのGrabとBoltを立ち上げ、双方の料金をチェック。Grabはバイクなら67B、車は120B〜。Boltはバイクが48B、車は80B〜。迷わずBoltでバイクを召喚。

9時34分、ものの1分ほどでバイクが到着。

大通りでバイクも飛ばすので、安全優先の方は車移動をおすすめします。

チェーンワタナ通りの頭上にはピンクラインの高架が。
もうほとんど完成しているようだが、駅はまだ建設中だった。年内に開業できるかどうか、という雰囲気。

9時43分、乗車から9分でイミグレーションに到着。

BTSアソーク駅からの所要時間:50分
BTSアソーク駅からの料金:95B

現時点ではこの行き方が渋滞に巻き込まれる心配が最も少なく、効率的。特に朝早くイミグレーションに行く人にオススメです。

イミグレーションでの注意事項

イミグレーションオフィスのビルに入るには、身分証明証の提示が必要です。パスポート原本がなければ、パスポートのコピーか顔写真ページの写真、タイの運転免許証でもOK。

またイミグレーションにはドレスコードもあるので注意が必要です。
館内にもフォーマルな服装を求める張り紙もあります。

タンクトップや短パン、丈の短いスカートなど、露出が多い服装は避けるようにしてください。
入館できないことはないと思いますが、ビザの更新はタイに長期滞在する外国人にとって最も重要なこと。イミグレーションの係官に不快な印象を与えないためにも、ドレスコードは守るようにしたほうがいいでしょう。

以上、バンコクのイミグレーションへの効率的な行き方をご紹介しました。
ピンクラインが開通したら、改めて乗車レポートをお届けしたいと思います。

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。
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